
俺だろ?
「カッコイイな〜。」
何か見ながらが一言言う。
俺は昼飯の用意をしてるから、が何を見てんのかわからない。
「何見てんだよ。」
「え〜?」
よっぽど見入ってるらしく、生返事しか返ってこない。
「〜?」
「ん〜?」
やっぱり生返事。
さすがに気になって、いったん料理を中断してのとこに行く。
行ってみてビックリした。
「お前、なんでそれ見てんの?」
「だってぶっさん出てるも〜ん。まーくんも見る?」
が今見てるのは木更津キャッツアイのビデオ。
「なんで急に木更津キャッツアイなんだよ。」
の隣に腰を下ろす。
「なんでって、映画化するでしょ?
それにぶっさんカッコイイしvvv」
「は?、今なんつった?」
「ん?ぶっさんカッコイイって。」
何度も俺を癒してくれた笑顔で言う。
いつもならその笑顔でなんでも許すんだけど、今日は違う。
「どこがいいんだよ。」
「えっとね、おもしろいし、アホな所もいいし、テンションもいい。」
「へえ・・・。」
「ぶっさんが彼氏だったら最高だね!」
今のの言葉にカチンとくる。
「・・・そ。」
俺は素っ気なく返事してキッチンへ向かう。
「ちょっと、まーくん!?」
の呼びかけにも応えない。
そのまま昼飯の準備を続ける。
なんだよ、ぶっさんが彼氏だったら最高って。
の彼氏は俺だろ?
そりゃあ、こういう仕事してるいじょう、のことを不安にさせてることも多い。
だから俺がオフの時はできる限りのことはしてるつもり。
なのにがあーやって言うから、ぶっさんの方がいいのかって思ってしまう。
それともにとって俺は必要無いのか?
「まーくんどうしたの?」
不思議そうな顔をしたが来る。
「なんもしてねーよ。」
気持ちなく言葉を返す。
「そんなに不機嫌そうな声なのになんもないはずないじゃん。」
「には関係ないの。」
「・・なんでそうやって自分の中にしまい込むの?言ってよ!」
を見るとかなりふくれっ面。
「・・・わかったよ。」
また準備を中断してリビングに行く。
しばらくのふくれっ面が修まるのを待つ
「本当にどうしたの?」
まだ不満そうな表情で言う。
「原因浮かばないか?」
「・・・・・うん。」
本気でわからない様子。
「はさっきまで何見てた?」
「木更津キャッツアイですけど?」
「で、ぶっさんがカッコ良くておもしろいって言った後、もう1個言ったな。」
「うん、ぶっさんが・・・、え、まさかそれ?」
ようやく気付いたよう。
「俺よりぶっさんの方がいいのかよ。」
「違うよ。ぶっさんは彼氏だったら良さそうだけど、好きっていう感情は全然無いもん。
あたしが好きなのはまーくんだもんvvv」
満面の笑みで言う。
「まーくんだからぶっさんがカッコイイってことも言ったんだよ。
わかってくれるかなって思って。」
「そりゃあカッコイイけどなぁ・・・。」
「でしょ?でもまーくんはもっとカッコイイよ!」
の素直な言葉にくすぐったくなってくる。
「・・・まーくん、もしかして妬いた?」
「え・・・あぁ・・・。」
「本当に?」
かなりうれしそうに聞いてくる。
「・・・あぁ、妬いたよ。
がぶっさんのことあんだけ褒めるんだからよ。わりーか?」
「ううん、すっごいうれしい!」
は俺に飛びついた。
「うわっ!」
危うく倒れそうになるのをなんとかこらえる。
「・・・なんでうれしいんだよ。」
「だってまーくんいっつもヤキモチ妬かないでしょ?
なんかあたしばっかりヤキモチ妬いてるみたいでやだったの。
でも今のことでまーくんも妬いてくれるんだってわかってうれしいの!」
は俺の頬にキスをする。
「言っとくけど、にだから妬くんだぞ。
他の奴には絶対無いからな。」
「うんっ。」
「ぶっさんのこともあんま言うなよ?」
そのままの唇に触れた。
「ぶっさ〜ん。」
次の日楽屋で岡田に声をかける。
「急にぶっさんとか言うなや。」
「気にすんなって。」
「まあええけど・・・。どないしたん?」
「は渡さねーからな。」
俺の言葉に岡田はキョトンとした顔をする。
「は?」
「そういうことだから。」
俺は楽屋から出た。
はぜってー誰にも渡さねーからな!
あとがき
1300を踏んだ三本木然さんへのリク小説です。
アップだいぶ遅くてごめんなさ〜い!>_<
ぶっさんに嫉妬ってことだったんですけど、どうですか?
うち木更津見てないんでぶっさん像がいまいちわからなくて・・・。
画像は一目惚れしましたvvv
ホントはテレビが欲しかったんですけどね(^^;)
でも愛ゆえの嫉妬かな〜と思ったんでこれに。
