もう君以外愛せない   


「あれ・・・いない。」
珍しく仕事が早く終わって帰ると、部屋の電気が点いてない。
急いで部屋に行く。
部屋に着いて電気を点けてみるけどやっぱりいない。
「どこ行ったんだ・・・。」
不安が一気に込み上げる。

「昌行、帰ってたの?」
後ろで声が聞こえて、振り返るとそこにはの姿。
・・、どこ行ってたんだよ。」
「あぁ、牛乳きらしちゃったから買いに行ってたの。」
そう言っては俺に袋を見せて冷蔵庫へ向かう。
俺は後を追って後ろからを抱きしめる。
「・・・昌行?」
「どっかにいなくなったのかと思ってすっげー不安だった・・・。」

と離れてる時はいつも不安に襲われる。
仕事中も、がどこかに行ってしまうんじゃないか、消えてしまうんじゃないかって勝手に考えてしまう。
俺には以外いない。
例え何もかも失ったとしても、俺はを愛し続ける自信がある。
それくらい、本気でのことを愛してる。

「大丈夫。あたしは昌行の前からいなくなったりしないよ。」
は俺の手をそっと掴む。
その声と温もりが心に絡まった不安をほどいてくれる。
「・・・約束、できる?」
「うん、約束する。」
振り返ったの表情は限りなく優しい。
「・・愛してる。」
「あたしも。」
どちらともなく唇を重ねる。

さ、俺がいなくて不安になる時ある?」
夕食の後それとなく聞く。
「・・・無いって言いたいけど、いつも不安。
昌行がこういう仕事してるから、いつか昌行が遠くに行っちゃうんじゃないかって思うと、不安でしょうがないよ。」
・・・。」
が愛しくて、また抱きしめる。
どんなにきつく抱きしめても、どれだけ抱いても、それだけじゃ足りないくらいのことを愛しいと思えるし、愛してる。
「・・結婚しようか。」
俺の言葉に、は無言だけど驚いた表情を見せる。
「俺は以外の人なんて愛せない。
誰かに反対されたって、のこと愛していく自信があるんだよ。」
「昌行・・・。」
「それに、お互いの不安を少しでも解消できたらって。
・・・もう、離さないから。」
右手につけていたリングを外して、ポケットから取り出した違うリングを左手にはめてやる。
「あたしで、いいの?」
涙声のに優しく頷く。

を想う気持ちは永遠だから・・・。」



あとがき

心配性&べた惚れまぁくんです(笑)
甘いのを目指したつもりはないんですけど、
題名的にこんな感じに(^^)

これ、しゃべり方とかみんなでもOKですかね?


     

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