Crying


「キレイだな〜。」
何を見て言ってるかというと、ショーウィンドウに飾られたウエディングドレス。
「あたしもいつかまーくんとそういう日が来るといいな。」
再び街を歩き始めると、ある人が目に留まった。
「あっ、まーくん。」
あたしの大好きな人が道の反対側を歩いてた、けど・・・。
「・・・誰?」
まーくんがあたしの知らない女の人と2人で歩いてる。しかもすごく笑顔で。
あたしは急いで信号を渡ってまーくん達の後を追いかけた。
まーくんと女の人は全然離れる気配がない。
なんだか急に悲しくなってきて、あたしは追いかけるのをやめた。
「なんで・・・、まーくん・・・。」
あたしは泣きながら自分の部屋に帰った。
部屋に戻ってからまーくんの携帯に電話をかけた。案の定留守電。
「今すぐ話があるのであたしのとこに来てください。」
留守電を残しておく。
あんなに笑ってるまーくん初めて見た。
やっぱりあたしなんかじゃまーくんの彼女は務まらないのかと思うと、また涙が出てきた。
あたしはしばらく泣き続けた。

「・・・。」
遠くで声が聞こえたので目が覚めた。
「こんなとこで寝るなよ、風邪ひくぞ。」
時計を見ると夜の9時近く。
家に戻ったのが7時前だから、そのまま泣き疲れて寝ちゃったのか・・・。
「なんだよ、話って。」
「あぁ・・・。」
目の前にまーくんがいて、うれしいはずなのに悲しみの方が勝ってる。
そして何事もなかったかのようにしてるまーくんに苛立ちを覚える。
「前にあたし、まーくんに言ったよね?浮気したら別れるって。」
「ん?あぁ、言ってたな。」
まーくんの態度がますます頭にくる。
「別れよ。」
「・・・は?お前、何言ってんの?」
「自分の胸に聞いてみてよ、今日何してたか。」
あたしの言葉にまーくんの表情が固まった。
、見てたのか?」
「買い物してた時にまーくん見かけたの。
声かけようとしたけど、知らない女の人と歩いてたから声かけなかった。」
努めて冷静に言う。
「あんなに笑ってるまーくん初めて見たよ。
・・・やっぱり、あたしなんかじゃまーくんの彼女務まらないんだよね、別れた方がいいよね。」
泣きそうになるのを必死に押さえる。
「違う。、違うんだよ。」
「違うって、何が違うの?
すごく笑ってたのも仲良さそうにしてたのも事実じゃん!」
あたしの言葉にまーくんは黙った。
「浮気してたんだね・・・。
出てって、もうまーくんの顔見たくない。」
まーくんは素直に玄関に向かった。
部屋を出る直前に「ごめんな。」と言い残して。
あたしはそれを「2人の関係に」ととって、また泣いた。
「まーくんのバカぁ・・・。」

それから5日、まーくんとは全く連絡を取っていない。
電話も居留守にしたし、携帯の電源も切ってた。
そしてよくこんなに泣けるなって、自分でも驚くくらい泣いた。
今まで付き合った人がまーくん以外いないから、大好きな人に裏切られるショックを初めて知ったからかもしれない。
―ピンポーン―
「・・・はーい。」
ゆっくり玄関に向かってドアを開けた。
「・・まーくん・・・。」
会いたくなかった人の訪問に、思わず固まってしまう。
「入っても、いいか?」
「・・・うん。」
まーくんを中に通し、隣り合う形で座る。
「何で来たの?」
「謝りたいからに決まってんだろ。
・・・・・本当にごめん、確かに俺、浮気してた。」
「何回?」
「多分、2回。
でも、バレた後はしてねーよ。きっぱり別れたし、携帯のメモリーも消した。」
なんだか知らないけど、また泣きそうになる。
「俺さ、に追い返されてから今日までで、どれだけが大事な存在なんだっていうのがわかった。
絶対に失っちゃいけねーんだって気付いたんだよ。」
そう言ってまーくんはあたしを抱きしめた。
「もう絶対に浮気はしねー!
これにかけて誓う。」
まーくんがあたしの左手をとって、薬指にリングをはめた。
「一生のことだけ愛してくから・・・。
俺と結婚してほしい。」
「まーくん・・・、本当に?」
あたしは泣いてしまった。
「本当だよ。・・・それとも、いやか?」
あたしは首を大きく横に振った。
「ううん、いやじゃない。うれしいよ・・・。」
まーくんの胸の中でしばらく泣き続けた。

「ねえ、まーくん。」
「ん?」
泣き止んで気持ちも納まったので、まーくんに質問する。
「あたしの部屋から出る時ごめんって言ったでしょ?
あれどういう意味?」
「どういうって、浮気してごめんに決まってんじゃん。
はどうとってたわけ?」
「さよならの意味を込めたんだと思ってた・・・。」
あたしは俯いた。
「バカ。何があってもと別れようとは思わねーよ。」
そう言ってまーくんはあたしの頬にキスをした。

「これからもよろしくな。」
「こちらこそvvv」



あとがき

初リク小説です。
220を踏んだaikoさんへのものです。
浮気したこともない、されたこともない恋愛経験ゼロのうちが書いたんで、
かなり駄文チックになっちゃいました・・・。
aikoさんごめんなさい!><


     

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